RADについて

シュシュ バレエスクールでは、日本ではまだ指導されることの少ないRADメソッドを取り入れ、豊かでアカデミックなバレエ教育を行います。

英国ロイヤル・アカデミー・オブ・ダンス(RAD)とは、

豊かな表現力を持ったバレリーナ教育と、国際的な正しい指導のための知識や経験を持った教師育成を目的とし、バレエ教育の発展と質の高いバレエダンサーの基礎技術の維持のために、1920年に設立された伝統ある組織です。

 

1936年には国王ジョージ5世から皇室憲章を受賞され、現在、故メリー皇后よりエリザベス女王陛下がパトロンを受け継がれている名門アカデミーです。

これらアカデミーの教育及びメソッドは、日本・英国以外にも世界84ヶ国以上に及ぶ国々で指導されています。

 

RADでは「シラバス」と呼ばれる大変細やかな指導法と試験方式を導入しており、この教育方法は世界中で確かな評価を得ています。

また優秀な生徒を育むための、正しい指導力のある優秀な教師を養成する<教授過程>が設けられています。

  

RADにはいくつものレベルの試験がありますが、試験に生徒を受験させることができるのは、Registered Teacher Statusという認定登録資格を持っているRegistered Teacher(登録講師)のみ可能です。

日本国内でRAD登録教師資格の認定を受けている教師は、現在約150名程です。

 

シュシュバレエの講師は、教授課程の最終のRegistered Teacherの免許を、様々な理論試験や実習期間を経て、2018年に取得致しました。

 

 


RADの検定試験について

グレード - Graded Syllabus -
Pre-Primary Primary Grade 1 Grade 2 Grade 3 Grade 4 Grade 5 Grade 6 Grade 7 Grade 8
受験年の4月1日に満5歳に達していること 受験年の4月1日に満6歳に達していること 受験年の4月1日に満7歳に達していること 受験年の4月1日に満11歳に達していること
ヴォケーショナル・グレード - Vocational Graded Syllabus -
Intermediate foundation Intermediate Intermediate Advanced Foundation Advanced 1 Advanced 2 Solo Seal
 受験年の4月1日に満11歳に達していること 受験年の4月1日に満12歳に達していること 受験年の4月1日に満13歳に達しIntermediateに合格していること 受験年の4月1日に満14歳に達しIntermediateに合格していること 受験年の4月1日に満15歳に達しAdvanced 1に合格していること 受験年の4月1日に満15歳に達しAdvanced 2にDistinctionで合格していること

 少しずつステップアップしながら学べる

RADのメソッドはお子様の成長に合わせたグレード=10段階と、より専門的に学んでいこうとする生徒のためのヴォケーショナル・グレード=5段階からなり、1年に1度(日本では5月〜6月)、ロンドン本部から派遣される試験官による試験に合格することで、着実にステップアップしていくことができます。

 

 

バレエの様々なスタイルのダンスを習得

RADのグレードのメソッドは、クラシックバレエだけでなくキャラクターダンスの習得も含まれています。

「白鳥の湖」「眠れる森の美女」「コッペリア」など幕ものには異国のキャラクターが登場し、彼らは舞台を盛り上げます。

キャラクターにもそれぞれ踊りの様式やテクニックがあり、その国々の背景の理解も深めた上で学ぶことができます。

 

コンテンポラリー作品は、コンクールでも審査対象になっているほどバレエでも重要視されています。動きそのものには型はなく、自由に空間を使い、バレエとは違った筋肉を使います。また振付師の意図や要望に応える力も必要となってきます。コンテンポラリーに適応できるようRADメソッドの中に組み込まれています。

 

 

検定を受けると

この試験と評価は、生徒を励まし賞与を与えるものです。この試験を通じて経験を楽しみ、試験を終えた時にそれが自信となっていくことは試験の意義だと考えています。

また、RADのメソッドは全世界共通で同じように行われていますので、日本でも海外でも合格したレベルの先を学んでいくことができます。